第52回富山県吹奏楽コンクール（富山県学校吹奏楽連盟、朝日新聞社主催）が13日、富山県魚津市の新川文化ホールで開幕する。小学生から職場・一般までの7部門に、北陸3県で最多の110団体が出場を予定している。2日間行われる中学生B部門（小編成、30人以内）では2組の合同バンドを含む計45団体が、表現力や演奏技術を披露する。
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奏でることが楽しくて仕方ない――弾むような音色を響かせ、思い入れたっぷりに演奏するのは高岡市立牧野中吹奏楽部だ。部員25人、同部門に18人で舞台に立つ。
部員らが自由曲に選んだのは「スターライト・ウインク」（高橋伸哉作曲）。軽やかに駆け抜けるようなテーマから始まり、美しく響かせる中間部分を経て、再び冒頭のテーマが壮大なハーモニーとなって現れる。
かわいらしい曲調でありながら、粒のそろったリズムを刻み、旋律をうたいあげる技術と表現力が試される。
部員らはオリジナルのラブストーリーを考え演奏を作りあげた。
主人公は幸（さち）と良太…
